意匠積算システムbyエクセルV2
内訳を作りながら、拾いが同時に行える とても簡単でシンプルなシステムです。
クロス集計も行い、2次集計は内訳内で行われます。
提出帳票は別ファイルに出力され、提出に負担はかかりません。
仕上表を作ることなく、拾い書で5つの材料を同時に設定して拾えます。
また、ちょっとした雑拾いは内訳数量書の手動入力欄が2セル設けられてますので、内訳でダイレクトに入力できます。
2つセルで拾えない時は 汎用拾いもあり、とても便利になっております。
また、別窓でいろいろなリストが開き 入力支援してくれます。
ファイル開封時にはマクロを有効にして下さい。
同時に下記 マクロが それぞれの キーに割り当てられます。
F1 → リスト起動
F2 → 行削除
F3 → 行挿入
F4 → 直前値コピー
内訳数量書
内訳を作りながら、それぞれに材料略称を付けて行きます。
その材料略称が拾いの際の材料としてのリストとなります。
重複は禁止です。
V1との違い----内訳数量桁はデフォルトは1です。入力のないものは1桁と判断します。
集計後数量のない行は提出帳票に移行されません。以前バージョンは×が必要でした。
内部拾い
内部を拾います。
B列のナンバーは自動です。階を入力すると部屋の区切りと判断します。
X・Y・H・Cを変数として計算式に利用でき、同じ部屋内の拾いに反映します。
以前のバージョンでは部屋の途中での変数入力が可能でしたが、V2では1部屋の最初の行にのみ入力できます。
そのほかにV2には員数項目ができ便利になりました。
材料リスト
材料①~⑤までの入力に使用します。
F1キーで小窓がでます。
内訳数量書で作った材料略称が出ます。
入力したいセルにカーソルを合わせてから、小窓で材料を選びそこで、ダブルクリックをして下さい。
すると合わせたセルに選択した材料が入力されます。
また材料訂正の時など訂正したい材料にカーソルを合わせ、下部の 材料検索 ボタンを押すと、リスト内の位置がわかります。
計算式リスト
F1キーで出た小窓の上部中央の計算式リストボタンで計算式リストに変わります。
入力したいセルにカーソルを合わせておいてから、小窓で計算式を選びそこで、ダブルクリックをして下さい。
すると合わせたセルに選択した計算式が入力されます。
建具リスト
F1キーで出た小窓の上部右の建具リストぼたんで建具リストに変わります。
入力したいセルにカーソルを合わせおていてから、小窓で建具を選択した後、計算式に利用したい式を下部の式 W・W*H・W*(H-巾木)のいずれかのボタンを押すと、備考に建具符号と寸法、計算式にはそれに応じた式が入力されます。
建具拾い
建具の拾い書です。内部拾いと同じ要領で拾って下さい。
ここに入力された符号 箇所 W H が 小窓の建具リストとなりますので、拾いを後にしても符号 箇所 W H を先に入力しておくととても便利です。
汎用拾い
汎用拾い書です。
各拾い書で拾えないもの、仮設や雑などをここで拾えます。
この数量は自動に内訳に反映しませんので内訳数量書の手動セルにリンクを張る必要があります。
内訳数量書内で窓支援で簡単にリンクが貼れます。
内訳数量書に汎用リンク
汎用拾いは自動計算で内訳には集計されません。
内訳数量書の手動の列に直接入力するか、リンクを貼って下さい。
その支援ツールとして、小窓に汎用拾いが出ます。
見ながら名称仕様などが入力できます。
また、手動列にカーソルを合わせ、窓のリンクしたい数量を選択して、ダブルクリックすると、自動にリンクが張られます。
内訳数量書の建具入力
建具拾いで入力したリストが小窓に出ます。
入力したい行にカーソルを合わせ、建具符号を選択して、ダブルクリックすると、名称欄に 建具符号、仕様欄に寸法、箇所 単位が 自動入力されます。
箇所は拾いと違う場合は訂正して下さい。
そのほか、下のボタンには、建具名称リスト 建具仕様リスト があり、よくつかう名称使用をリスト化することでスピードアップにつながります。
各リスト
自由に入力できるリストです。
内部部位
外部部位
建具部位
単位
内部計算式
外部計算式
建具計算式
建具名称
建具仕様
があります。
建具リストは建具拾いから自動作成されますのでここで編集しても反映されません。
内訳数量書の控え
内訳数量書は色々な工事によって控えを作っておくと便利です。
同じファイルに作っても、別ファイルに作るのも良いと思います。
①新しいシートを作る
②内訳数量書全体をコピーする
③新しいシートに 値のみ 張付
④内訳数量書全体をコピーする
⑤新しいシートに 書式のみ 張付
以上で行って下さい。単純なシートコピーは異常なリンクが絡みます、
控えを内訳にコピーするには
1行目のタイトル行を除き
行単位でコピーして行単位で張り付けて下さい。
作成日時と時間と工事名を使ったファイル名で作成されます。
V2では、集計項目に工種名が付きました。